2016年12月27日火曜日

年末年始のお休みのご案内

障がい者相談支援事業所しののめの年末年始のお休みのご案内

期間: 平成28年12月29日(木) 通常営業
         12月30日(金) 通常営業
         12月31日(土) 終日休み
    平成29年 1月 1日(日) 終日休み
          1月 2日(月) 終日休み
          1月 3日(火) 終日休み
          1月 4日(水) 通常営業

上記となります。よろしくお願いいたします。






2016年12月13日火曜日

文化祭







 もう12月の中旬となり、早いものでもう年末ですね。
みなさんいかがお過ごしでしょうか。インフルエンザ、胃腸炎が流行っているという話も聞くようになりましたので、うがい手洗いをして予防をしましょう!!

 さて、今日は、10月に会津養護学校(特別支援学校)の文化祭が行われたので、見学した時の様子を写真におさめたのでアップしました。
もう2カ月前のじゃん!!って言わないで下さいね(苦笑)
こちらの文化祭は、学校に通う児童、生徒の家族だけではなく、もちろん一般の方も見学できるんです。
普段、特別支援学校に行く機会ってなかなかないですからね。「名前は聞いたことがある」って方も多いのではないでしょうか。ぜひ、こういった機会に一般の方にも見てもらいたいと思います。
実は、私も、今年初めて、会津養護学校の文化祭を見学しました。
児童、生徒の演劇があったり、ゲームコーナーがあったり、作品が展示してあったりと盛りだくさんでした。私はお休みの日に行ったので、私の子どもたちを連れていきました。とても楽しんでいました。演劇も見入ってましたよ。
また、子どもたちが作る、手工芸品はとても人気があって、販売開始と同時にすぐに売り切れになってしまうそうです。そんなわけで、手工芸品の写真は撮れなかった・・・。
気になった方は、ぜひ、来年、行ってみてください。











2016年10月3日月曜日

実りの季節にも




久しぶりの投稿です!!
9月はブログを更新できなかった・・・。
継続するのって、難しいですね。何事もそうですけど・・・。 

さて、気を取り直して、もう10月!!
当事業所の近くや訪問する移動中に見える田んぼでも、稲刈りがはじまってます。

稲刈りの時期も、就労継続支援A型・B型事業所(福祉的な就労)に通っている障害のある方々も稲刈りをしてるんですよね。田んぼにコンバインが入りやすいように、コンバインの刈り取れない場所を手で刈っています。「角刈り」という作業です。

最近は、田んぼはあっても稲作を行なわない方や、高齢夫婦の方々が稲作を行なっていることが多くなり人手不足なんです。そこで、大きな農家さん等が事業所に農作業を頼むわけです。草取りや稗を抜き。事業所としては、季節の大きな収入源。事業所に通う方々も、汗を流しながら、たくさんお米がとれるように作業しています。

こういった作業は表にはみえないところですけど、みんなの暮らしの中にとけこんでいるんですよね。人手が不足するところで障害のある方々が活躍しています。

他にも、表にはみえないけど、事業所に通う方々の作業があって、製品ができている物もたくさんあるのです。
どんな製品があるのかは、後日のお楽しみということで。ではでは、また。

2016年8月26日金曜日

シンポジウムのお知らせ





先日、会津若松市内で保健福祉セミナーの開催のお知らせを紹介しました。


今日は、当事業所ある喜多方市内で行われる「障がい者の地域生活を考えるin喜多方」というシンポジウムのお知らせを紹介します。


今年で3回目を迎えます。


気になった方、関心のある方はぜひ、参加を!! お待ちしています。





2016年8月2日火曜日

障がい者保健福祉セミナーのお知らせ


今年度も障がい者保健福祉セミナー
「障がい者の地域生活を考える ~わたしたちも社会の中で暮らしています~」が
開催されます。 今年は昨年よりも開催日が早くなりました。
 障がいのあるなしに関わらず、みんなが一緒に暮らしていける地域を目指し、多くの方々と現状や課題を共有していきたいと思います。

当日は、障害福祉サービス事業所、施設、病院で作成した作品の展示や、お菓子等の販売もありますよ!!


2016年6月21日火曜日

特別支援学級・特別支援学校から考えること




先々週、県立会津養護学校の授業公開期間があっため見学をしてきました。あわせて、市内の小学校、中学校の特別支援学級の見学もさせてもらいました。
小、中学校特別支援学級の見学は社会福祉士でもありスクールソーシャルワーカーをされている方々にお願いをして、実現することができました。 


私自身、障害のある子どもさんを担当していることもあり、
就学前、小学校、中学校、高校とそれぞの進路を考えるときに、支援者の一人として、自分の目で見て、感じておくことは必要だと思っていました。

それぞれの学級、学校では、子どもの特性に合わせた学習の環境や生活訓練だったり仕事の練習などがありました。
教育の分野と福祉の分野は、つながらなくちゃいけないんだなと思いました。今まで、お互いに歩み寄ることは少なかったのではないでしょうか。
学校というと、敷居が高いというイメージもあり、近寄りがたかった・・・。
でも今回、特別支援学級の先生、校長先生とお話しさせていただく機会があり、
福祉分野からも出向くことが必要なんだと感じたところでもあります。
(先生方からも福祉分野に歩み寄ってほしい面もありますが)
そして、教育、児童福祉や生活困窮にもつながります。
今行っている障害分野だけではなく、広い視野をもつことも大切さも同時に感じました。 

本人が勉強しやすい環境という意味では特別支援学級、特別支援学校はありなのかもしれませんが、少しひねくれた見方かもしれませんが、そもそも入学の前から学習の場を別にするというところでは、幼い時から障害のある子どもは「別の場所」で学習するという「隔離」、「差別」、「排除」のはじまりと考えることも出来るかもしれないと思いました。
このことは、特別支援学級、特別支援学校を批判するつもりではありません。
最初から障害のある子もない子も一緒に学ぶことが前提で、障害の特性によって、教科によって、その子が学習しやすい環境で方法で学ぶ、それを選択できるということでは違うと感じたところです。これがインクルーシブ教育なのでしょう。

学習という面だけではなく、地域社会との交流という面でも、気になることがあります。
その子どもの住んでいる学区に特別支援学級や特別支援学校があることは少ないので、障害のある子どもは学区外に通うことになります。
その子どもは地域の同世代の関係性から切り離され、地域社会に参加する機会を失ってしまう、わが子の存在がなくなってしまう、「○○くんのお母さん」って言われなくなった・・・。そういった声も聞きます。

通常学級や通常学校に通う子ども達は障害のある子と交流する機会がなくなり、障害のある子も存在することを知らないままに、大人になっていくでしょう。
いろいろなことを考える機会になった、特別支援学級、特別支援学校の見学でした。

2016年5月20日金曜日





日本経済新聞電子版 5月17日の記事に「障害者の98%が年収200万円以下で生活している」ということが書いてありました。

民間団体が調査したとされ、障害者の通う作業所などが加盟する「きょうされん」の調査結果のようです。

 親と同居している障害者が55%と半数を占めており、親の収入に頼らざるを得ない現状で、「障害者の自立が厳しい状況」という内容です。

この記事についてリンクを貼りたいところですが、個別の記事のリンクを貼ることは原則禁止されていたので、詳しく読みたい方は、「日本経済新聞 障害者の98%」で検索すると見れると思います。 

今年4月から施工された障害者差別解消法は、福祉サービスを受ける権利を保障するだけでなく、障害のある人も、どうすれば参加できるのか、利用できるのかを考えること、そのことを当然のこととして言える権利があるという内容だと思います。

しかし、この記事が示すように、障害のある方々たちが、社会参加したいと思っても、経済的に余裕がなければ、社会参加することも難しいのではないでしょうか。
障害のある方々の個人の所得保障ということも大事なことですね。
とても考えされられる記事です。



2016年5月9日月曜日

美味しそうなパン!!


  
 
皆さま、ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしょうか?
しののめの周りでは、田植えの準備がちゃくちゃくと進んでいるようです。
田んぼに水も入り、カエルの鳴き声も聞こえる、素敵な季節になりました。

さて、近、喜多方市のお隣の市、会津若松市に行った時に寄ったパン屋で美味しそうなパンを買いました。
こちらのお店は時々行くのですが、季節にちなんだパンがあって美味しいですよ。
お店は、喫茶店のようになっているので、ちょっとお茶をするのにちょうどいいんです。
店員さんは、障害のある方々。カメのパンは、ここに通って働いている利用者さんのアイディアだそうです!!

 

 

2016年4月11日月曜日

春とはいえ・・・・




喜多方も桜が咲き、満開です。(写真は鶴ヶ城ですが)


昨日は暖かい一日でしたが、今日は風が強く、寒さを感じる日でした。

春は意外と、気温差が激しく、それにより体に負担が増え体調を崩しやすいので、
体調管理、衣類の調節に気をつけましょうね。 

気温に合った衣類の着用ができるように、一定のルールがあるといいかもしれません。
「気温が25度以上なら半袖を着る」、「気温が17度以下なら上着を着る」など、具体的だとわかりやすいですね。



 
 
 

2016年3月30日水曜日

広報誌

 

福島県では、県内各地区に(圏域)に障がい福祉関係者の課題を検討する圏域連絡を設置しており、会津地区でも「会津障がい保健福祉圏域連絡会」を設置しています。 

連絡会の中にはいくつかワーキンググループがあり、当事業所では、障害のある方の地域生活に関する課題を検討する、居住系ワーキンググループに参加しています。

障がいのある方々も地域の中で生き生きと楽しく暮らしていけるよう、障がい福祉サービス事業所、医療機関、行政機関等の担当職員を構成メンバーとして部会にわかれて活動しています。
 
居住系ワーキンググループでは、毎年、広報誌を発行し、地域の方々に障がいに対する理解を広
め、障がいのある方も地域の中で生活していることを知っていただきたいと思っています。

さて、今回、第3号ができましたので、アップしました。

広報誌は白黒印刷で会津圏域内の役場、社会福祉協議会、民生児童委員さんへも配布していますが、せっかくなので、ブログにはカラー版をアップしました。
ぜひご覧ください。
 
下のリンクからPDFファイルでご覧いただけます。
 




 
 
 


2016年3月24日木曜日

出会いと別れの季節


 
春は、出会いと別れの季節でもありますね。
当事業所でも4月から一般企業で働くことが決まった方がいらっしゃいます。
福祉サービス等からの支援の終了を考えるということも大事なことですね。
 
当事業所としては利用契約が終了となり、寂しい気持ちにもなりますが、彼にとっては、スタートになりますので、遠くから応援していきたいと思います。
就職、おめでとうございます。
 
さて、春ということで桜色の名刺です。
名刺は、市内の就労継続支援B型事業所に通う方々が作成、販売しているもので、牛乳パックの再利用をしたものなんです。
 
紙面の優しい感触が好きなので、最近、使用しています。
 


2016年3月16日水曜日

障害者差別解消法が始まる前に。

今回は4月にスタートする「障害者差別解消法」について記事を書いてみました。
 
4月1日からこの法律が実施されるということで「不当な差別的取扱いの禁止」、「合理的配慮」という言葉を見聞きするようになったと思います。
 
 この「障害者差別解消法」では、障害のある人への「不当な差別的取り扱い」と「合理的配慮をしないこと」を障害のある人への差別としています。

「合理的配慮」というのは、障害のある人が障害が理由で困っている時に、その人がわかりやすい方法や工夫で配慮をして、その人の困ってる事を解消しましょうということです。
配慮は「助け」という意味に近いと思います。

「不当な差別的取扱いの禁止」の法的義務があるのは、国や地方公共団体等、事業者とされています。
「合理的配慮」については、国や地方公共団体等には法的義務、事業者は努力義務があるとされています。
そこで法律が始まれば、どのような配慮が必要になるのか、どのようなことが想定されるのかということで話題となっています。

 「不当な差別的取扱い」をしたとか、「合理的配慮」に欠けているとかだけでなく、「障害者差別解消法」が成立したことで、障害のある人も同じ一人の人であり、障害があってもなくても誰もが住みやすい社会になってほしいと思っています。建物や制度バリアフリーだけではなく、皆さんの心のバリアフリーが進んでくれる機会になってくれればいいなって願っています。

「障害者差別解消法」は、障害のある人が社会で生きて行く上でその人が抱える障害ゆえに難しい事を社会の問題としてとらえて解消し、障害のある人がない人と同じように同じ社会で当たり前に過ごせるようにしましょうという法律なんです。
障害のある人への合理的配慮は、障害のない人にとっても利益のある配慮であるとも思います。
 
 さて、3月8日に行なわれた厚生労働省障害保健福祉関係の主管課長会議資料に、
「不当な差別的取扱い」・「合理的配慮」の具体例が記載されていましたので、具体例として参考になりそうな資料を一部抜粋しましたので参考にしてみてください。
少しですが飲食店、銀行、学校、交通などに分けて書かれてあります。

また、内閣府からは「合理的配慮サーチ」(合理的配慮等具体的データ集)というものが紹介されていましたので、こちらも参考にしてください。

それから、今回この会議資料には、「障害者差別解消法福祉事業者向けガイドライン」もありましたので、こちらもPDFファイルを見れるようにしてみました。

ちなみに、「障害者差別解消法 福祉事業者向けガイドライン」の対象となる福祉事業者として、生活保護、児童福祉、母子福祉、障害児福祉、老人福祉、障害福祉、福祉サービス利用援助事業関係など、とされています。

 ここで、障害への支援や配慮について、欧米でよく用いられる以下の図を見てみましょう。
 

身長の異なる3人が同じ柵の前に立っています。
ひとりは背が高いので柵の向こう側が見えています。
真ん中の人は少しだけ見えています。
背が低い人は柵の向こうが全く見えていません。

同じ柵の前に立っているのに、身体的な違いによって不平等が生まれています。この3人に同じように柵の向こうの景色を見せるためには、以下の様な工夫が必要です。




背の高い人はそのままに。
真ん中の人には少しだけ台を渡します。
背の低い人には高めの台を渡します。

それぞれの体の状況に合わせた工夫をすることで、3人そろって柵の向こうの景色をみることができました。このような工夫は「支援」や「配慮」と言い換えることもできます。そして、障害者差別解消法では「合理的配慮」といいます。

2016放課後等デイサービスSTEP から引用(http://houkago-step.com/information/1216/


さて、「障害者差別解消法」ができる前、
平成18年12月に国連で「障害者の権利に関する条約」が作られました。
障害のある人のために新しい権利を作ったのではなく、障害のある人が社会の一員として尊厳をもって生活することを目的にしています。そして、条約の原則の一つが、障害に基づく差別をなくすことです。
これまで「障害」というのは、目が見えない、歩けないなど、その人が持っている性質だけから生じると、多くの場合考えられてきました。しかしそれだけではなく、そうした個人の性質のために、働けなかったり、さまざまな活動に参加できなかったりするような社会のしくみ(人々の偏見、建物や制度など)にも問題があり、そのような社会とのかかわりから「障害」が生じると考えられています。
※日本障害フォーラム(JDF)「障害者差別解消法ってなに?」パンフレットから引用

この条約は、障害というのは時代や環境によって変化していくものとしています。例えば、椅子の人もバリアフリーの環境であれば障害が障害とならずに生活できるでしょう。そして、障害のある人とは、手帳をもっている人だけではなく、社会的障壁(社会のしくみや人)により継続的に日常生活又は社会生活に相当な制限を受ける状態にある人ととされています。

高齢となった人も社会的障壁を感じるのではないでしょうか。社会と人とのかかわりから「障害」があると感じることなので、グループかけができるものではないと考えられています。
 
日本は平成26年1月に世界で140番目(EUを含めると141番目)の批准国となりました。
批准とは、国同士の約束ごとである条約に入り、守るための手続きのことです。
この条約を批准することによって、条約は憲法と法との間に位置づけられることとなり、「その条約・決まりごとをうちの国も取り入れて守ります。」となったのです。
そして、「障害者の権利に関する条約」の批准のためには、障害のある人の差別を禁止する法律も必要でした。
 
憲法と法と聞くと、障害のある人を優遇や特別扱いするのか、法律を守らなかったらペナルティがあるというようなイメージを抱える方もいらっしゃるかと思います。

でもこれは、条約にもあるよう障害を理由にした差別をなくして、障害のある人もない人も共に生きる社会を作ることを目指し、憲法等で保障されている権利を、障害のある人にも同じように保障するための法律なんです。

 







2016年3月1日火曜日

はじめまして。



ブログをご覧の皆様、はじめまして。そして、ご覧いただき、ありがとうございます。
 
平成26年10月1日に喜多方市より指定をいただきました、
指定特定相談支援事業所「障がい者相談支援事業所しののめ」です。
 
どうぞよろしくお願いします。 

障がい者相談支援事業所しののめ はなにをするところ?という方はこちらをご覧下さい。 

当事業所は、障害福祉サービスを利用する方を対象としていますが、地域の中で生活している障害のある方、障害のある子ども、支える家族と関わっていくということでは、サービスの利用の有無にかかわらず、障害のある方の支援者の一つだと思っています。

このブログを通して、日々の障害のある方と関わる中で感じること、思うこと、または制度のこと等、障害福祉についての情報を発信し、障害のある人も一市民として、一生活者として生活していることを多くの人に知ってもらいたい、障害への理解を広げていきたいと考えています。

今後ともよろしくお願い致します。

 
写真は、当事業所がある救護施設しののめ荘の近くで、毎年多くの白鳥が訪れる場所です。
(写真の手前に木が写って見にくくてすいません。←写真を撮ってくださったスッタフの方すいません。)

毎朝、晩にこの風景を目にするのですが、ほっとできる風景です。
 
会津は、まだまだ寒い日が続きますので、皆様、体調を崩さずにお過ごし下さい。