2018年4月2日月曜日

世界自閉症啓発デーと発達障害啓発週間



今日、4月2日は世界自閉症啓発デーです。

今日から4月8日までは発達障害啓発週間となっていて、自閉症・発達障害を理解してもらうために世界各地でブルーライトアップ等の活動が行われています。

では、なぜ、ブルーなのか?

青色は「癒し」や「希望」をあらわすとして、世界自閉症啓発デーのシンボルカラーなのです。自閉症はわかりにくい障害と言われています。また障害を知らない人がいることで、誤解を受けたりうまくいかないことに直面することもあります。そんな彼らの存在に気づいてほしいという願いから始まったのがこの青いライトアップなのです。



自閉症は、「常に自分の殻に閉じこもっている状態」と考えられたり、「親の育て方が冷たかったということが原因ではないか」と思われることがありますが、これは正しくありません。

 脳の発達の仕方の違いから「他の人の気持ちや感情を理解すること」「言葉を適切に使うこと」「新しいことを学習すること」などが苦手であり、一般的な「常識」と思われることを身につけることも苦手です。このため、真面目に取り組んでいても、誤解されることがあります。

 なお、自閉症の人たちは、とても「純粋」で、自分の感じたままに話したり、行動したりすることがあり、感覚が過敏であったり記憶が抜群な人もいます。

 このような、自閉症の人たちの行動や態度の意味を理解していただき、愛情をもって支援していただくことを願っています。

 自閉症の人たちは、周囲の愛情と支援によって大きく育つことができるのです。

私も今日は、青いシャツを着てます!

(引用・参考)
世界自閉症啓発デー日本実行委員会<公式サイト>より